「レベルアップしたところを見られた」森保監督がマンU戦の三笘薫を称賛! 日本代表での活かし方にも言及

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

守田の存在感も高評価

森保監督が成長を喜んだ三笘。(C)Getty Images

 日本代表の森保一監督が4月26日、メディアの取材に対応。現在行なっているヨーロッパ視察について語った。

 ここまでドイツやスイスの国内リーグ戦や、イングランドの国内カップ戦、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の6試合を観戦したという森保監督は、"世界基準"を確認できて「良い学び、刺激となる。良い経験ができている」として、日本人選手の奮闘を現地で見られた点を喜んだ。

 そのなかで、現地時間20日に行なわれたEL準々決勝の第2レグ、スポルティング対ユベントス(1-1)にフル出場した守田英正を、強豪相手の苦しい試合だったが「チームの中で中心的にプレーできているという存在感は見せてもらった」と高評価した。

 また、現地23日に開催されたFAカップ準決勝で、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦し、PK戦の末に敗れたブライトンの三笘薫については、こう称えた。

「起点というか、突破口でチャンスを作れていた。本人の仕掛ける気持ちと、三笘の"個の力"を活かすチーム戦術という部分で、非常に機能していた。攻撃だけではなく、守備も上下動しながら、戦えるところを見せてくれていた」
 
 また、「後半の途中は完全に封じ込まれたかな、と思うような展開になっていた」と前半こそ良い攻撃を披露していたが、後半は相手に対応されたと振り返った。ただ良かった点として、終盤に再度ギアを上げてチャンスを作れた面を挙げ、「彼のレベルアップしたところを見られた」と称賛した。

 一方、三笘を日本代表でどう活かすかについて「彼に良い状態で、ボールを受けられるようにしてもらえるかは大切」としつつ、マークが厳しくなる時や、本調子でない時もあり得るとして、次のように要求した。

「他の日本代表選手にも、それぞれ強みがあって、良い選手が揃っているので、『自分が戦術だ』と言えるくらいレベルアップしてほしいと思う。それぞれの個の良さを活かしながら、チームとしてのつながりを持って、より相手に嫌がられる攻撃を仕掛けられるようにしていきたい」

 森保監督は今後、5月2日に行なわれるスペイン1部の久保建英が所属するレアル・ソシエダ対レアル・マドリーの試合などを観戦する予定だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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