Jリーグは“秋春制”になるのか。シーズン移行が本格検討、最速で26年にスタート

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

外部環境の変化を機に“最適”を考える

Jリーグの“秋春制”が本格的に検討されることになった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは"秋春制"になるのか――シーズン移行が検討されることになり、現時点でのリーグ側の考えが明らかにされた。

 報道資料によれば、まずシーズン移行が検討される理由に、「外部環境の変化をきっかけに、日本サッカーにとって最適なカレンダーを考える」とのことだ。

 外部環境の変化では、ACLが2023-24大会からシーズン移行を実施するほか、クラブW杯が32クラブに拡大されることや、インターナショナルウィンドウが2026年に「9月2試合+10月2試合」から「9-10月4試合」へ統合されることなどが挙げられている。
 
 シーズン移行後のカレンダーでは、現時点ではまだ素案の段階で、今後、様々な視点での検討を進めていくことを前提に、開幕は7月最終-8月1週頃とし、12月3-4週頃まで開催、ウインターブレイクを挟み、2月1-2週頃から再開し、閉幕は5月最終-6月1週頃としている。

 2月から4月頃には、検討にあたっての初期整理がなされ、今後は、4~5月頃に「シーズン移行によるメリットの明確化」「シーズン移行の懸念点とその解決方策の明確化」のために必要な項目の確認をし、5~7月頃に必要な情報の収集・整理をする。7から9月頃には整理した情報を元に方向性の議論をし、2023年に決議となる。

 移行する場合の最速のタイミングを2026-27シーズンと仮置き。同シーズンから移行する場合は、1)25シーズンの終了後、26年の前半を0.5シーズンとする。2)25年から26年の前半を統合し、1.5シーズンとする。この2つが移行期の案として提示されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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