“ミスター・トッテナム”がついに移籍か!OBがズバリ「ケインは貧弱で競争力のないチームに死ぬほどうんざりしている」

2023年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「残留する理由が分からない」

トッテナム最多スコアラーでもあるケイン。今夏の移籍はあるのか。(C)Getty Images

 トッテナムOBダニー・マーフィー氏が、注目を集めるハリー・ケインの去就にズバリ言及した。

 まもなく30歳となるイングランド代表の主将は、11歳からトッテナム一筋を貫き、看板選手として華々しい活躍を続けているが、チームタイトルの獲得はゼロ。今季も無冠が確定しているうえ、23日にニューカッスルに1-6で惨敗すると、アントニオ・コンテの後を受けたクリスティアン・ステッリーニ暫定監督まで解任され、チームは危機的状況だ。

 契約は来年6月までとなっており、今夏の強豪クラブへの移籍が考えられるなか、マーフィー氏は英ラジオ局『talkSPORT』で、次期監督のプレースタイル次第で、大エースが夏に売却される可能性があると語った。

「もし、ハイプレスでインテンシティの高いサッカーをしたい監督なら、ケインがそれに合うかどうかは分からない。彼は世界最高のストライカーの1人だが、素晴らしい選手が1人や2人いても、全体のジグソーパズルが上手くハマらないケースもある。ハイプレスを志向する監督が入ってくるなら、その監督のためにいくらかの資金を取ることもあり得ると思う」
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 さらに46歳の元イングランド代表MFは、「ケインは貧弱で競争力のないチームでのプレーに、死ぬほどうんざりしているに違いない」「残留する理由が分からない」とも指摘する。

「レジェンドで、ピッチに立つたびに記録を更新しているクラブを離れるなら、より競争力があり、勝利、あるいは少なくとも何かを勝ち取ろうとできる場所でなければならない。彼がどれだけの選択肢を持つかは分からないが、ユナイテッドは明らかにその1つだ。しかし、ユナイテッドが今後数年でリーグを制覇できると思うか? ノーだ」

 マーフィー氏は、ケインの獲得競争はユナイテッドとバイエルン・ミュンヘンの間で行なわれていると強調する。当代屈指のワンクラブマンはとうとう動くのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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