元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。久保建英の所属クラブと森保ジャパンにおける活躍の違いについて、ゲスト出演した播戸竜二氏と語り合った。

　番組スタッフが、スペイン１部のレアル・ソシエダで躍動する久保について、日本代表では「自チームのような活躍ができないのはなぜなのか？」と疑問を投げかけた。これに対して、城氏は「難しいテーマだね」だと語る。

　クラブと代表では戦い方やメンバーが違うため、個人の癖などの細かな相互理解が不足する点を挙げる。久保に関しては、「技術が凄いけど、『周りに合わせよう』とは、多分あまり思っていない」と見立てた。

　播戸氏もうなずきながら、「そういうタイプではないかもしれない」と同意。さらに、城氏は続ける。
 

「代表ではなかなか通用しないかもしれない。（久保がプレーする）スペインリーグは少し特殊だから、あそこは１対１の応酬だから。そういったところでは活躍できるけど。周りとの連係が、なかなか難しいのかもしれない」

　また、播戸氏は「どちらかというと、自分が、自分が、自分が」と自身が若かった頃と似た感じがあると指摘。「堂安（律）と一緒に絡んだ時も、どちらかというと堂安が合わせているという感じ」と推測する。

　城氏、播戸氏ともに久保の実力を高く評価しているが、森保ジャパンで活躍するには周囲とのコンビネーションをさらに高める必要があると感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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