三笘薫も飲み込んだ“対人モンスター”に賛辞の嵐!レスター10番も白旗「とんでもない。世界最高」「ウイング破壊だ」

2023年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

来月4日に早くも再戦。リベンジなるか

マディソン(右)が大ブレイク中の三笘を封じ込めたワン=ビサカ(中央)を絶賛した。(C)Getty Images

 現地時間4月23日に開催されたFAカップ準決勝で、三笘薫を擁するブライトンは、マンチェスター・ユナイテッドと聖地ウェンブリーで対戦。一進一退の攻防を繰り広げ、ついにはスコアレスでPK戦に突入した末、大接戦に敗れ、40年ぶりの決勝進出を逃した。

 この一戦で話題となっているのが、右SBで先発したアーロン・ワン=ビサカによる"三笘封じ"だ。

 定位置の左サイドハーフに入った日本のエースは、この日も果敢に突破を試みたが、対人守備に定評があるイングランド代表DFの牙城を崩せず。象徴的なのが32分だ。左サイドから中に切れ込む得意のドリブルを繰り出すも、後方にいたワン=ビサカに、強烈かつクリーンでノーファウルのタックルで止められてしまったのである。

【動画】なんと後方から追いつく!三笘のドリブルを防いだイングランド代表DFの"えぐい"タックル

 三笘にとっては、試練が与えられる結果となった一方で、大ブレイク中の俊英相手に仕事を完遂したワン=ビサカには賛辞が殺到だ。
 
 ファンや現地メディアに加え、ユナイテッドのレジェンドOBリオ・ファーディナンド氏も「1対1における守備がいかに優れているかは誰もが知っているが、今日、好調のトップクラスの選手に対応できると再び証明した」と訴えれば、レスターで10番を背負う現役スター、ジェームズ・マディソンもツイッターで反応。半ば嘆き気味にこう綴った。

「AWBは1対1の守備がとんでもなく上手い。文句なしに世界最高だろう。彼と直接対峙すると、多くのウインガーがアイディアに窮するんだ」

 ブライトンは来月4日、今度はホームでのリーグ戦でユナイテッドと相まみえる。三笘vsワン・ビサカの再戦は、否が応でも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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