「何だよクソ野郎!」カタールW杯でメッシを激怒させたオランダ代表FWがボールに“死のキス”→相手選手がPK失敗!「黒魔術より強烈だったな」

2023年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンUのファンは手放しで称賛

キスをしたあとも、なかなかマーチ(右)にボールを渡そうとしないヴェフホルスト(左)。(C)Getty Images

 まさに呪いがかかった"死のキス"だった。

 現地4月23日、イングランドFAカップの準決勝が聖地ウェンブリーで開催され、ブライトンとマンチェスター・ユナイテッドが激突。両チームとも決め手を欠き、90分+延長30分を終えても0-0で譲らず、勝敗はPK戦に委ねられた。

 どちらもキッカー5人全員が成功し、サドンデスに突入。ブライトンは6人目のDFアダム・ウェブスターが相手GKダビド・デ・ヘアの逆をついてきっちり決め、続くマンUも途中出場のFWヴォウト・ヴェフホルストが冷静に蹴り込んだ。ここで、アクションを起こしたのがそのヴェフホルスト。PKを決めたあとのボールを拾うと、ブライトンの7人目であるMFソリー・マーチの元に歩み寄って、なにやら呟きながらボールにキスをした。

 なかば奪うようにボールを獲ったマーチは、その後渾身のショットをゴール左上に外してしまう。7人目のDFヴィクトル・リンデロフが最後のPKを決めて、マンUがスコアレスからのPK戦を7-6で制した。6月3日の決勝では、マンチェスター・シティとのダービーマッチが実現する。

 英紙『The Sun』はすぐさま速報記事でヴェフホルストの振る舞いを紹介。「物議を醸す行動だが、マンUのファンは勝利を呼び込んだ"死のキス"だと彼の行為を絶賛」と記した。英国内のツイッター上では「The Kiss of Death(死のキス)」がトレンドワード入りし、マンUファンを中心にさまざまな声が書き込まれている。
 
「ヴェフホルストの"死のキス"がマーチのキックを狂わせた!」
「途中から彼を投入した監督の名采配だ」
「今日のマン・オブ・ザ・マッチ」
「これからは毎回試合前にボールにキスをしてもらおう」
「黒魔術より強烈だったな」
「入団してからイマイチだったけど"死のキス"で伝説になった」
「メンタルゲームがなんたるかを彼はよく理解している」

 といった調子だ。ちなみにマーチが蹴る前にはGKデ・ヘアがペナルティスポットを足ではらう仕草をしており、マンUファンからは「ダブルのおまじない」「デ・ヘアの呪いも効果があった」とのコメントも寄せられている。

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