守備では安定感も攻撃陣は…
【警告】川崎=なし 浦和=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】早川隼平(浦和)
4月23日にJ1リーグ第9節が開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対浦和レッズが行なわれ、1-1のドローに終わった。
【PHOTO】浦和の出場16選手&監督の採点・寸評。指揮官の采配的中。同点弾に絡んだ途中出場の早川&リンセンを高評価
お互いにチャンスを決め切れず、スコアレスで前半を折り返すと、後半開始直後の48分に川崎が先制。家長昭博がペナルティエリア右からグラウンダーのボールを供給すると、ゴール前の混戦のなかで脇坂泰斗がシュートを放ち、ネットを揺らす。
浦和も反撃。81分、早川隼平からの縦パスに走り込んだ荻原拓也が、ペナルティエリア手前左から中央に横パスを供給する。これに反応したブライアン・リンセンが右足で冷静に決めて同点に追いついた。このまま最後までスコアボードは動かず、痛み分けで決着した。
【PHOTO】浦和の出場16選手&監督の採点・寸評。指揮官の采配的中。同点弾に絡んだ途中出場の早川&リンセンを高評価
お互いにチャンスを決め切れず、スコアレスで前半を折り返すと、後半開始直後の48分に川崎が先制。家長昭博がペナルティエリア右からグラウンダーのボールを供給すると、ゴール前の混戦のなかで脇坂泰斗がシュートを放ち、ネットを揺らす。
浦和も反撃。81分、早川隼平からの縦パスに走り込んだ荻原拓也が、ペナルティエリア手前左から中央に横パスを供給する。これに反応したブライアン・リンセンが右足で冷静に決めて同点に追いついた。このまま最後までスコアボードは動かず、痛み分けで決着した。
▼浦和のチーム採点「6.5」
互角以上の内容だったが、後半開始早々に一瞬の隙を突かれて失点。なかなか決定機を作れず、ジリジリと時間が進んでいく厳しい展開となったが、途中出場の選手が躍動して引き分けに持ち込んだ。
GK西川周作、CBコンビのアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンを中心とした堅守は、この試合でも発揮された。失点の場面でこそ、ホイブラーテンが家長に突破されたが、ゲームを通じて大きなピンチは少なく、安定感のある戦いができていた。
一方、攻撃陣にとっては苦しかった。ボールを握れたものの、相手の守備陣を崩し切れず、得点のチャンスの数は限られた。
そのなかで、終盤の81分に追いつく。途中出場でリーグ戦デビューを果たした17歳のMF早川隼平が、相手に囲まれる状況でも鋭く前進。縦パスを供給し、それを受けた荻原が折り返して、途中出場のリンセンが右足でゴールをゲットした。
勝利には届かなかったが、次戦の2017年以来3度目の頂点を目ざして戦うアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルに向けて、期待が持てる一戦だった。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介!
互角以上の内容だったが、後半開始早々に一瞬の隙を突かれて失点。なかなか決定機を作れず、ジリジリと時間が進んでいく厳しい展開となったが、途中出場の選手が躍動して引き分けに持ち込んだ。
GK西川周作、CBコンビのアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンを中心とした堅守は、この試合でも発揮された。失点の場面でこそ、ホイブラーテンが家長に突破されたが、ゲームを通じて大きなピンチは少なく、安定感のある戦いができていた。
一方、攻撃陣にとっては苦しかった。ボールを握れたものの、相手の守備陣を崩し切れず、得点のチャンスの数は限られた。
そのなかで、終盤の81分に追いつく。途中出場でリーグ戦デビューを果たした17歳のMF早川隼平が、相手に囲まれる状況でも鋭く前進。縦パスを供給し、それを受けた荻原が折り返して、途中出場のリンセンが右足でゴールをゲットした。
勝利には届かなかったが、次戦の2017年以来3度目の頂点を目ざして戦うアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルに向けて、期待が持てる一戦だった。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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