【EURO2016組分け決定!】グループA|展望&各国紹介「トップ通過の本命は開催国フランスで間違いない」

2015年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

デシャン監督は優勝を目標にチーム作りを進めてきた。

グループA4か国のキープレーヤー。(C)Getty Images

【対戦カード(開催地)】
6月10日:フランス対ルーマニア(サンドニ)
6月11日:アルバニア対スイス(ランス)
6月15日:ルーマニア対スイス(パリ)
     フランス対アルバニア(マルセイユ)
6月19日:ルーマニア対アルバニア(リヨン)
     スイス対フランス(リール)
 
【グループ展望】
本命:フランス
対抗:スイス
穴:ルーマニア
大穴:アルバニア
※各グループの1位と2位は自動的にベスト16進出。各グループ3位の6か国のうち成績上位4か国もベスト16進出。
 
 トップ通過の大本命は、やはり開催国フランスだ。デシャン監督はEURO2016制覇を目標にポグバやグリエーズマン、ヴァランヌら若手を主力に抜擢し、チームの組織的な完成度を高めてきた。エースのベンゼマの処遇が気掛かりながら、前線はマルシアルやラカゼット、コマンなど逸材の台頭が目立ってもいる。国民の大声援もあるだけに、グループリーグで躓くとは考え難い。
 
 対抗馬はシャキリ、ロドリゲス、ドルミッチなどの若手から、リヒトシュタイナーやベーラミのベテランまで攻守にタレントを擁するスイス。ただ、本大会までにシステムを含めて組織構築に磨きを掛ける必要がある。
 
 3位の座を争うのはルーマニアとアルバニア。予選は10試合で2失点だった前者はキリケシュとタタルシャヌ、メジャートーナメント初出場の後者はサナとペリシャを中心とした堅守が拠り所だ。ともにフランスとスイスとの試合で粘り強く戦って勝点1でも奪えれば、ベスト16進出が見えてくるかもしれない。

次ページ【各国展望:フランス】国民の後押しを受けての優勝も。

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