マンUとの死闘に敗れる…三笘薫を現地メディアはどう評価?「前半は最大の脅威」「ワン=ビサカには思うようにいかず」

2023年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

113分にビッグチャンス到来も…

攻撃の中心の1人としてフル出場で奮闘した三笘。(C)Getty Images

 現地時間4月23日に開催されたFAカップ準決勝で、三笘薫を擁するブライトンはマンチェスター・ユナイテッドとウェンブリーで対戦。120分を通してゴールを奪えず、スコアレスで突入したPK戦の末に敗れ、40年ぶり2回目の決勝進出とはならなかった。

 今大会の全4試合でゴールまたはアシストを記録し、FAカップに相性抜群の三笘は、いつも通り左サイドハーフで先発。積極的に仕掛け、チャンスも演出するなど、一定の存在感を示したが、1対1の場面ではマッチアップしたアーロン・ワン=ビサカに苦しめられた印象だ。

 また、延長戦終盤の113分には、ペナルティエリア内でのワンツーから絶好機を迎えるも、ワンタッチ目が大きくなり、モノにすることはできなかった。

 そんな日本代表アタッカーを現地メディアはどう見たか。『Sussex Live』は採点記事でまずまずの「7点」を付け、こう評している。
【動画】なんと後方から追いつく!三笘のドリブルを防いだマンU右SBのえぐいタックル
「右足で中に切り込む時のペースが、ユナイテッドのバックラインを困らせたため、開始45分間はブライトン最大の脅威だった。だが、ワン=ビサカのような頑強な選手に対しては、思うようにはいかなかった」

 また、『Squawka』も「6.5点」で賛辞と課題を同時に与えている。

「ミトマの絶好調ぶりを物語るのは、彼がボールを保持した際に、相手のバックラインが必死で陣形を整える姿である。しかし、前半は活気に満ちていたが、後半は控えめなプレーに終始した。延長戦では息を吹き返した。試合の勝利に貢献することもできただろう」

 ブライトンは来月4日、プレミアリーグでユナイテッドと再戦する。三笘はワン=ビサカにリベンジを果たし、欧州カップ戦の出場権獲得に導くパフォーマンスを披露できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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