62分から出場の久保建英、圧巻の3人突破で勝ち越し点を呼び込む!4位ソシエダが8位ラージョに2-1で逆転勝利

2023年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点を許したわずか3分後に追いつく

途中出場した久保。切れ味鋭いドリブルで逆転勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間4月22日に開催されたラ・リーガ第30節で、4位のレアル・ソシエダは、8位のラージョ・バジェカーノとホームで対戦。前節のアスレティック・ビルバオ戦(0-2)では思うように力を発揮できず、61分に早期交代となった久保建英は、5試合ぶりに先発を外れた。

 立ち上がりから押し込むソシエダは12分、オジャルサバルがネットを揺らすも、オン・フィールド・レビューの末に、直前のシルバのファウルが確認され、得点は認められない。

 さらに22分には、シルバがペナルティエリア内で左足を振り抜くが、惜しくも枠の右に外れ、本人も思わず頭を抱える。

 チャンスをモノにできず、スコアレスで折り返すと、56分にショートカウンターからイシに先制点を奪われる。

 それでも失点からわずか3分後、アイエンのクロスからセルロトがヘッドで叩き込み、すぐさま同点に追いつく。
 
 一気に勝ち越しを目ざし、62分には3枚替えを敢行。ベンチスタートとなっていた久保、イジャラメンディ、モアメド=アリ・ショを送り込む。

 すると、68分に久保がエリア内でシルバからふわりと浮かせたパスを受けてシュート。しかし、枠を外れたうえ、オフサイドの笛が吹かれる。

 ホームチームはその後も反撃を続けるなか、迎えた82分についに逆転に成功する。久保が華麗なボールタッチで3人をかわして前線に持ち運ぶと、最後はカルロス・フェルナンデスのヘディングシュートが、相手に当たってゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま2-1でタイムアップ。ソシエダが鮮やかな逆転勝利を収め、4位以内に与えられるチャンピオンズリーグ出場権獲得へ、貴重な勝点3を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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