DAZNが配信する『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、内田氏がパリ五輪世代で注目のストライカーについて語った。

　各国リーグで活躍する欧州組のハイライトを振り返るコーナーで、ストラスブールの鈴木唯人がピックアップされる。移籍後、ベンチ入りもなかなか出番が回ってこなかった鈴木は、31節のアジャクシオ戦で途中出場から待望のデビューを果たすと、いきなり結果を出す。

　２－１で迎えた終了間際の89分、ペナルティエリア手前右でボールを収めると、寄せてくる敵を巧みにかわしながら中に切れ込み、左足シュートを叩き込んだ。
【動画】包囲網を突破！鈴木唯人の衝撃デビュー弾
　ゴールシーンの映像を見ながら、内田氏が解説。最初のトラップや、フィニッシュ直前のコントロールでややスムーズさを欠いたが、「彼はドリブルしながら、スピードも落ちないし、腰の位置も高いまんまだから、スピードを保てる」と評する。
 

　さらに、鈴木の持ち味を次のように語る。

「唯人は、押されても、引っ張られても、なんかこう、グーンと下がらない。あれがなんかアスリートっぽいかな。なんなら、押されてもバランスを崩さずに、スピードが上がっていくイメージがある。そのなかでも、彼は技術を落とさずに、トラップだったり、シュート技術が落ちないのは、彼の良さだと思っていたから。そういうところが、他の選手とは違うのかな」

　清水エスパルスからのレンタル期間は約半年。内田氏は「"就活"ですよ、ここからは。チームの順位もそうだけど、自分の移籍先とかもそうだし、この契約がどうとかもあるから。数字を出していくのが一番早いですから」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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