現地時間４月19日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝・第２レグで、インテルとベンフィカが前者の本拠地ジュゼッペ・メアッツァで相まみえた。

　敵地での第１レグを２－０で勝利したインテルは14分、ラウタロのパスを受けたバレッラが切り返しから左足のシュート。鮮やかなコントロールショットでネットを揺らして先制点を奪う。

　一方のベンフィカは31分、エリア手前の中央でFKのチャンスを得る。これをグリマルドが左足で直接狙ったが、GKオナナにセーブされた。

　さらに38分には、右サイドでボールを受けたラファ・シウバのクロスに飛び込んだアウルスネスがヘッドを突き刺して、試合を振り出しに戻す。このまま前半を１－１で終える。
 

　後半に入り、インテルは61分、バストーニの鋭いクロスにジェコが頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。

　その４分後には、ムヒタリアンとのワンツーで左サイドを突破したディマルコの折り返しにラウタロがダイレクトで合わせて、勝ち越しに成功する。

　さらに78分にも、エリア内左でボールを受けた途中出場のコレアがカットインから右足を一閃。弧を描いた見事な一発を叩き込み、追加点を奪った。

　ベンフィカは86分にセットプレーからアントニオ・シウバが頭で決めて１点差に詰め寄る。さらに後半アディショナルタイムにも、ムサがネットを揺らして同点弾を奪った。

　試合はこのまま３－３で終了。２戦合計５－３で勝利したインテルは13季ぶりに４強入りを果たした。準決勝では、ACミランとのミラノ・ダービーに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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