ブライトンの三笘薫が、オーストラリアのメディア『Optus Sport』のインタビューで、ブライトンでの現状などについて語った。

　ベルギーのユニオン・サン＝ジロワーズでの１年レンタルを経て、今シーズンからプレミアリーグで戦う三笘は、グレアム・ポッター前監督の下では、スーパーサブ的な扱いで、満足な出場機会を与えられなかった。

　だが、昨年９月にポッターがチェルシーへ引き抜かれ（今年４月に解任）、後任にロベルト・デ・ ゼルビが招聘されると、大幅に出番が増加。ここまで公式戦10ゴール・６アシストと結果を出し続け、いまやビッグクラブも注目する存在となった。

「最初、前の監督の下ではあまりプレー時間がなかったけど、デ・ゼルビ監督の下で、よりポゼッションをベースにしたチームへと戦術変更があり、その結果、ピッチでより高い位置でプレーできるようになった。ここが一番自分を表現できるところなんだ」
 

　左サイドハーフで躍動する25歳は、「今シーズン、これほど多くのゴールとアシストを記録するとは思っていなかったので、僕も驚いているけど、このチームは僕のプレースタイルにとても合っていると感じている」とコメント。こう言葉を続けている。

「僕はこのチームの一員だと感じているし、チームメイトと監督はあらゆる段階で僕をサポートしてくれた。本当に助かったよ」

　ブライトンは４月23日、マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ準決勝に挑む。充実の時を過ごすアタッカーは、この大一番でも輝きを放つか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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