チェルシーは現地４月18日に行なわれたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、王者レアル・マドリーとホームで対戦。アウェーでの第１レグに続いて０－２で敗れ、アグリゲートスコア０－４で敗退が決定した。

　押し気味に試合を進めていたイングランドの雄は、しかし58分に先制点を献上する。左サイドから抜け出そうとする敵FWロドリゴに対し、３バックの一角に入ったトレボ・チャロバーがタックルを仕掛けるも、見事にかわされて独走を許すと、ここからヴィニシウス・ジュニオール→再びロドリゴと渡り、痛恨の失点となった。

　この場面について、英紙『Telegraph』は「チャロバーはロドリゴに滑り込み、タックルを試みるという恐ろしい判断を下した」と酷評している。

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　このチャロバーは、１－２で敗れた15日のブライトン戦（プレミアリーグ第31節）で、本職ではない右SBで起用されると、三笘薫のドリブルに翻弄され、酷評されていた。

　それだけに、スタメン発表の後、同紙は「チャロバーはブライトンに敗れた土曜日、カオル・ミトマとの戦いでの困難な午後を経験したが、ポジションを維持している」とわざわざ伝えていた。

　チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が一次政権時に見出した、いわば愛弟子は、またしても恩師の期待には応えられなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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