現地時間４月18日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、チェルシーは王者レアル・マドリーとホームで対戦。第１レグを０－２で落としていたなか、必死に逆転を目ざすも０－２で敗れ、２戦合計０－４で敗退となった。

　ディディエ・ドログバ氏やジョー・コール氏ら、スタンフォード・ブリッジで一時代を築いたレジェンドが苦言を呈すなか、マドリーOBのマイケル・オーウェン氏も黙っていない。

　英紙『Daily Mail』によれば、ワンダーボーイの愛称で親しまれた43歳の元イングランド代表FWは、「ここには素晴らしい選手たちがいる。信じられないほど才能のあるチームだ。彼らは全ての基礎を備えている」と選手個々の能力は認めながらも、過度な補強が祟り、スカッドが肥大化している点を批判した。
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「（欲しい選手を）みんな買ってしまって、今、大きな問題が起きている。最初にやらなければならないのは、チームを縮小することだと思う。それは経営陣を疲弊させている。間違いない。

　練習場に行くと、30人以上の選手がいる。信じられない話だが、これほど多くの選手を手に入れたのは大きな間違いだった。これから選手を追い出さなければならないからだ。何人かの選手は退団したくないはずだから、彼らに金を払わなければならないだろう。本当に高価な失敗だった」

　コール氏も「30人の選手で構成されるチームなんて馬鹿げてる。彼らの多くは自分が先発すべきと思っている。モチベーションをどうやって上げるつもりなんだ？中には自分の将来のためにプレーし、次のクラブに印象づけようとする者もいるだろう」と同様の点を問題視している。

　今夏の歴史的な粛清は待ったなしか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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