セリエA強豪も関心報道の古橋亨梧は“ラーション以降”でセルティック最高のストライカーか。地元メディアが見解「相手には悪夢」「いてくれて幸運」

2023年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

3人のストライカーと比較

加入以来、74試合で48ゴールを叩き出している古橋。(C)Getty Images

 加入から2シーズン目、74試合で48得点。驚異的なペースでゴールを量産する古橋亨梧は、セルティックにおいて、レジェンドOBのヘンリク・ラーション以来のストライカーという賛辞も寄せられている。

 セルティック専門サイト『THE CELTIC STAR』は、ラーション以降の特筆すべきストライカーは、ギャリー・フーパー、ムサ・デンベレ、オドソンヌ・エドゥアール、そして古橋の4人と分析した。

 同メディアは古橋について、「欧州での得点数は少なく、ダービーでダメージを与えるようになったのは最近になってからだ」と報じている。

「ほかの3人同様、彼もゴールスコアラーであると同時にファンタスティックな選手でもある。ほかにないのは、彼の仕事ぶりだ。素晴らしい。対戦相手にとっては悪夢に違いない」

 さらに、THE CELTIC STARは「キョウゴがあと数シーズン残り、同じ調子を保つことができれば、ラーション以来の最高のストライカーと主張できるのは疑いない」と続けた。

「来季のチャンピオンズ・リーグで得点を挙げれば、さらに助けとなるだろう。彼は小柄だが素晴らしい選手だ。セルティックにいて、我々はラッキーだ」
 
 最後に、同メディアは「キョウゴがラーション以降で最高のストライカーかどうかは、議論の余地がある」と締めくくった。

「確かなのは、ラーションの成功の再現に近づいた選手はいないということだ。近い将来、誰かがそれを達成するかは疑わしい。そこは全員が同意できる点だ。王の中の王という伝説的な地位を上回るには、非常に特別な選手が必要だ」

 その「非常に特別な選手」に古橋がなれるかは、今後の身の振り方にもよるだろう。クリスタル・パレスからの関心が噂され、プレミアリーグ移籍の可能性が取りざたされているのは周知のとおりだ。

 4月17日には、イタリアのメディア『calcioline』が、現在セリエAで2位につけ、来季のチャンピオンズ・リーグ出場権獲得が有力視されている強豪ラツィオが、古橋に興味を示していると報じた。

 セルティックでレジェンドと呼ばれるほどの地位を目指すのか、さらなるステップアップを狙うのか。もちろんオファーがあるか、セルティックが受け入れるか次第でもあるが、この夏の古橋の決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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