「ひとつ抜けているかな」城彰二がパリ五輪世代のGK争いを占う!正守護神に推すのは鈴木彩艶ではなく…

2023年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「海外で経験値をすごく積んでいる」

この鈴木が城氏に正GK争いの“対抗”と評された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。来年行なわれるパリ五輪を目ざすU-22日本代表のGKについて語った。

 U-22日本代表は、昨年のU-23アジアカップにU-21として"飛び級"で出場して、U-23韓国代表に3-0で勝利するなど、3位に入賞。先月には、U-22ドイツ代表(2-2)、ベルギー代表(2-3)と戦った欧州遠征を行なった。また9月には、パリ五輪の最終予選を兼ねたU-23アジアカップへの参戦が予定されている。

「すごいメンバーはいると思う。良い選手がいる」とU-22日本代表を高く評価する城氏は、まずはGK鈴木彩艶(浦和レッズ)に言及。「スケール的には、もちろん良い」と話し、こう称賛する。

「フィードもすごく上手い。キックも正確だし、バネがある。『大体このコースに入るだろうな』と思ったところを、ひと伸びできる凄さがある。身体能力がずば抜けているし、1対1も強い」
 
 ただ、試合での経験値や、FWとの駆け引きで「自分でタイミングを作れない」点が課題だとした。

 また、佐々木雅士(柏レイソル)は「良い選手だと思うけど、まだ今の状況だと1.5軍」と厳しめ。野澤大志ブランドン(FC東京)は「193センチある。本当に良い逸材」としつつ、「今イチ押し」の選手として小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)を挙げた。

「今の序列だと、小久保君が正ゴールキーパーに一番近いんじゃないかと思う。海外でプレーしていて、経験値をすごく積んでいると思う。ポテンシャル的にも高いし。ひとつ抜けているかなって」

 そして、小久保と鈴木がスタメン争いで、佐々木と野澤が続く構図だと分析。「競い合ってもらって、頑張ってもらえばいい」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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