「戦車のよう。彼の腕は僕らの脚より太い」快勝貢献の岩田智輝、セルティック同僚がフィジカルに感嘆!現地メディアも賞賛「ファンを感銘させた」

2023年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いつもジムで上半身を鍛えている」

キルマーノック戦で好パフォーマンスを披露した岩田。(C)Getty Images

 旗手怜央や前田大然のように、シーズン途中の加入ですぐにブレイクを果たしたわけではない。だが、岩田智輝は着実にセルティックの環境に馴染みつつあるようだ。

 岩田は4月16日、スコットランドリーグ第32節キルマーノック戦でフル出場を果たした。前々節のロス・カウンティ戦以来、移籍後2度目の先発出場を果たし、4-1の勝利に貢献している。

 旗手や主将カラム・マグレガー、アーロン・ムーイが要となっているセルティックの中盤でチャンスを得るのは容易でない。だが、チームメイトのマット・オライリーは、岩田が日々鍛錬を積み重ね、チームと良好な関係も築いていると明かした。

 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、オライリーは『Celtic TV』で「何より彼は戦車のようなんだ。いつもジムで上半身を鍛えている。たぶん、彼の腕は僕らの脚よりも太いくらいだよ。すごいんだ」と話している。

「そういう戦車みたいだけど、彼はボールを持つと本当に冷静で落ち着いている。本当に、本当にナイスな人なんだ。その点はユウキ(小林友希)も同じだね。彼らは本当にうまく溶け込んだと思う」
 
 67 HAIL HAILは「次のマザーウェル戦遠征に向け、アンジェ・ポステコグルー監督にうれしい頭痛の種となる」と、岩田が層の厚さに貢献する存在と期待を寄せた。

「もしもハタテがフィットすれば、すぐにチームに戻るだろう。その場合、ポステコグルーは(旗手とマグレガーを除く)中盤の1枠を4人の選手から選ぶことになる。イワタ、オライリー、デイビッド・ターンブル、ムーイのクオリティーを考えれば、ポステコグルーはリーグの大半の監督がうらやむような、頭の痛い選択に直面するだろう」

 同メディアは「出場機会は限られているが、ここまでファンを感銘させてきたと言えると思う」と、岩田のパフォーマンスを賞賛した。移籍後早くから地位を築いた古橋亨梧、旗手、前田と違い、スローペースかもしれないが、今後への期待は高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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