４月15日に開催されたプレミアリーグ第31節で、三笘薫を擁する７位のブライトンは、レジェンドOBフランク・ランパードを再び監督に迎えた11位のチェルシーと敵地で対戦。先制を許すも、前半のうちにダニー・ウェルベックのヘッド弾で追いつくと、後半にフリオ・エンシソが弾丸ミドルシュートを叩き込み、２－１で逆転勝利を収めた。

　三笘はいつも通り左サイドハーフで先発。開始８分でマッチアップしたトレボ・チャロバーをさっそく抜き去り、左サイドを攻略すれば、26分にはリズムに乗ったドリブルで鮮やかに２人をかわし、右足でシュート。決まればスーパーゴールだったが、惜しくもGKケパ・アリサバラガの好守に阻まれた。

　それでも試合を通して攻撃に絡み、フル出場で存在感を示した。地元メディアも相応の評価を下しており、『Sussex Live』は採点記事でスコアラー２人に次いで２位タイの「８点」を付与。チャロバーに完勝と伝えている。
【動画】vsチャロバー！三笘がいきなり魅せた圧巻の個人突破

「ほとんどの時間、トレボ・チャロバーを打ち負かし、そのペースとスキルは手に負えないほどホットだった。何度も何度も、チェルシーのディフェンスを切り裂くように見えた」

　一方、『90min』は「７点」を提示。賛辞を寄せつつ、少し迫力に欠けたとも指摘している。

「チャロバーはセンセーショナルなドリブルで翻弄されたが、彼自身は少し物足りなさを残した。ハーフタイムの後、大人しくなった」

　次戦は23日、FAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと相まみえる。好調を維持する日本代表MFは、再びイングランドきっての名門にダメージを与えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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