【採点寸評|浦和】1点を返された後も相手の背後を突く定石通りのプレー。カンテの退場は…[J1第8節 浦和4-1札幌]

2023年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

セットプレーからの今季初ゴールが生まれたのも前向きな要素

【警告】浦和=荻原(5分) 札幌=福森(12分)、菅(22分)、金子(53分)、青木(82分)、中島(90+7分)
【退場】浦和=ホセ・カンテ(76分) 札幌=中村(34分)
【MAN OF THE MATCH】アレクサンダー・ショルツ(浦和)

 Jリーグは4月15日、J1第8節の浦和レッズ対北海道コンサドーレ札幌を開催。4-1で浦和が快勝を収めた。
【PHOTO】浦和の出場15選手&監督の採点・寸評。MOMは先制弾のショルツ。退場処分のカンテは…
 先制したのは浦和。68分に右サイドからの関根貴大のグラウンダーのクロスに、アレクサンダー・ショルツが左足で合わせてネットを揺らした。勢いに乗ると、83分に獲得したPKをキッカーの興梠慎三がしっかりと決めて、2点をリードする。

 札幌は88分、菅大輝のゴールで1点差に詰め寄るも、最後まで攻撃の手を緩めなかったホームチームが、90+5分にオウンゴール、90+8分にマリウス・ホイブラーテンの得点でさらに点差を広げ、勝点3を獲得。浦和は6試合無敗、札幌は2試合ぶりの敗戦となった。
 
▼浦和のチーム採点「7」
 試合の入りは互角だったが、マンマーク型の相手を混乱させるポジションチェンジなど、効果的な攻撃もあった。

 興梠の鋭い突破で相手を退場に追い込んだ後、11対10になった時間帯はボールを長く保持したが、どこでスピードアップするかチーム、個人で決断力を欠いた。それでもショルツのゴールで先制した後は試合を効果的に進め、ホセ・カンテの退場は誤算だったものの、追加点を奪う理想的な展開に。

 1点を返されるも、最後は同点を目ざして前がかりになる相手の背後を突く、定石通りのプレーを見せ、セットプレーからの今季初ゴールが生まれたのも前向きな要素。改修後の初ゲームとなったホーム埼玉スタジアムで求められる勝点3と複数ゴールを手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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