「勝てないのは僕の責任」歴史的敗戦で15位転落の鹿島、岩政監督は選手たちの奮闘を称える「何点取られても、取り返しに行く姿勢を見せてくれた」

2023年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝負どころをかぎ分けられずに、試合を進めてしまった」

選手たちを労った岩政監督はファン・サポーターへの感謝も語る。写真:梅月智史

 指揮官が言葉を絞り出す。

 鹿島アントラーズは4月15日、J1第8節でヴィッセル神戸とホームで対戦。1-5の大敗を喫し、これで4連敗となった。

 試合後のフラッシュインタビューで岩政大樹監督は「5失点というところはそんなにあれですけど、選手たちはよく戦ってくれましたし、サポーターも最後まで声をからして、サポートしていただいて。その気持ちは、この点差の中でも見られたので。素晴らしかったという言い方はできないですけど、よくやってくれたと思います」と試合を振り返る。

 前半に2失点。ビハインドで前半を折り返したが、ロッカールームでは「みんなすごく士気が高くて、次の1点だというところで入った」という。ただ、後半に入ってすぐに失点。指揮官は「3点目も痛かったですし、3-1にするまでは良かったんですけど、4点目がまた痛かった。すべてのゴールが……2点目も痛かったですし、勝負どころをなかなかかぎ分けられずに、試合を進めてしまった」と悔しさを滲ませる。
 
 ホームでの5失点は95年以来。歴史的な大敗となったが、岩政監督は気丈に前を向く。

「選手たちには、今日見せた姿勢を、何点取られても、取り返しに行く姿勢を見せてくれたので。それを見せてくれればいいですけど、それでも勝てないのは、僕の責任だと思います。僕がいろいろと……そうですね、やらなければいけないことが多いなと思います」

 15位に転落した鹿島は次節、23日に敵地でアルビレックス新潟と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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