バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督が、現地時間４月11日に開催されるチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝・第１レグのマンチェスター・シティ戦に向けて意気込みを語った。米スポーツチャンネル『ESPN』が伝えている。

　バイエルンは先月、ユリアン・ナーゲルスマン監督を解任。新たにトゥヘル監督を迎えた。

　新指揮官は、就任からすでに３試合を戦っており、DFBポカールこそ堂安律を擁するフライブルクに敗れたものの、リーグ戦では２連勝を飾っている。

　シティ戦を前に記者会見に臨んだトゥヘル監督は、ビッグマッチに向けて「早く寝るようにするよ」と話す。

「眠れることを祈っている。最高の準備は睡眠なんだが、なかなか寝つけないこともある。今日は眠れなかったから、早くトレーニング場に行ったんだ」
 

　チェルシーの監督時代には、2020－21シーズンのCL決勝でジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティを破り、ビッグイヤーを獲得したトゥヘル監督。

　これまでも幾度となく対戦してきたプレミア王者について「戦い方は比較的明確だ。ペップが６、７年前からいることがよく分かる」と語る。

「彼らはヨーロッパサッカーが提供する最高レベルにある。ゴールドスタンダードであり、絶好調だ」

　そして、「もしかしたら、私たちは少し劣勢に立たされるかもしれないが、それは問題ではない。自信を持ちつつ、最高の状態で臨む必要がある」と気合を入れた。

　新生バイエルンはシティを撃破し、３季ぶりの４強入りを果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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