90+3分にゴール前でフリーになったが…
試合後に自身の課題に言及した松崎。写真:滝川敏之
[J1第7節]名古屋0-0浦和/4月9日/豊田スタジアム
浦和レッズは、アウェーで行なわれた名古屋グランパス戦で0-0のスコアレスドロー。この一戦で、90+3分には大きなチャンスを迎えていた。
ホセ・カンテがボールをキープして前方に送ると、走り込んだ大久保智明が、左サイドのペナルティエリア角付近から、ダイレクトで折り返す。ボールを受けた松崎快は、ゴール前でフリーになっていたが、右足のトラップが大きくなり、名古屋のGKランゲラックにキャッチされた。
ビッグチャンスを逃した25歳のレフティアタッカーは今季、開幕節から2試合連続で途中出場したが、その後はベンチ外に。マチェイ・スコルジャ監督は、「プレシーズン、非常に好調だった」と期待していたが、試合で思うようなプレーができなかったと指摘する。
その後、池田伸康コーチとの個人トレーニングを経て、指揮官が「ここ1週間くらい、非常に良くなっていると感じたので、カップ戦と今日の試合でチャンスを与えることにした」と決断したという。
そして、5日のルヴァンカップのグループステージ第3節、川崎フロンターレ戦(0-0)でスタメン出場し、ベンチ入りした名古屋戦では76分に右サイドハーフで途中出場。リーグ戦で約1か月半ぶりに出番を得た。
浦和レッズは、アウェーで行なわれた名古屋グランパス戦で0-0のスコアレスドロー。この一戦で、90+3分には大きなチャンスを迎えていた。
ホセ・カンテがボールをキープして前方に送ると、走り込んだ大久保智明が、左サイドのペナルティエリア角付近から、ダイレクトで折り返す。ボールを受けた松崎快は、ゴール前でフリーになっていたが、右足のトラップが大きくなり、名古屋のGKランゲラックにキャッチされた。
ビッグチャンスを逃した25歳のレフティアタッカーは今季、開幕節から2試合連続で途中出場したが、その後はベンチ外に。マチェイ・スコルジャ監督は、「プレシーズン、非常に好調だった」と期待していたが、試合で思うようなプレーができなかったと指摘する。
その後、池田伸康コーチとの個人トレーニングを経て、指揮官が「ここ1週間くらい、非常に良くなっていると感じたので、カップ戦と今日の試合でチャンスを与えることにした」と決断したという。
そして、5日のルヴァンカップのグループステージ第3節、川崎フロンターレ戦(0-0)でスタメン出場し、ベンチ入りした名古屋戦では76分に右サイドハーフで途中出場。リーグ戦で約1か月半ぶりに出番を得た。
気持ちのこもったプレーを見せたが、先述の決定機逸……。試合後に取材に応じた松崎は、悔しそうな表情を浮かべ、時折言葉に詰まりながら、自身のプレーを振り返った。
決定機の場面では、大久保のパスが相手DFを越えてくると予測できていて、かつランゲラックが前に出てこなかったため、「止めて、左足で蹴るイメージができていた」という。だが「止まり切らないのが、今の実力」と反省した。
ダイレクトで打つのではなく、トラップという選択に関しては「問題ない」と語る一方で、「決め切れないのが課題だと思う。突き詰める部分がまだまだ足りない」と無念さを滲ませる。
今後に向けては「コントロールしに行ったのに対しては、後悔はない。技術の部分を伸ばさないといけない」と前を向いた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
【PHOTO】浦和の出場16選手&監督の採点・寸評。ゴールに鍵をかけた守護神。守備陣は軒並み高評価
【PHOTO】アウェー豊田スタジアムでド迫力の応援を繰り広げた浦和レッズサポーター
【PHOTO】金曜の夜、アウェー日立台に集結した浦和レッズサポーター
決定機の場面では、大久保のパスが相手DFを越えてくると予測できていて、かつランゲラックが前に出てこなかったため、「止めて、左足で蹴るイメージができていた」という。だが「止まり切らないのが、今の実力」と反省した。
ダイレクトで打つのではなく、トラップという選択に関しては「問題ない」と語る一方で、「決め切れないのが課題だと思う。突き詰める部分がまだまだ足りない」と無念さを滲ませる。
今後に向けては「コントロールしに行ったのに対しては、後悔はない。技術の部分を伸ばさないといけない」と前を向いた。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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