「隠していたゴール奪取の遺伝子を引き出した」覚醒した久保建英、“驚異的なスタッツ”にスペイン紙が注目!「最も驚くべきは…」

2023年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「得点した6試合は全て勝利している」

古巣のヘタフェ戦で今季6点目を決めた久保。(C)Getty Images

 現地時間4月8日に開催されたラ・リーガの第28節で、久保建英が所属する4位のレアル・ソシエダは14位のヘタフェとホームで対戦。2-0で快勝を収めた。

 一昨シーズンに半年間レンタルでプレーした古巣との一戦で、久保は4-3-1-2の2トップの一角で先発。1点をリードして迎えた60分に、ミケル・メリーノが左サイドから送り込んだグラウンダーのクロスを、左足で冷静に流し込み、ラ・リーガの日本人シーズン最多得点記録を更新する今シーズンの6点目を挙げた。

 スペイン紙『Mundo Deportivo』は9日、「クボの驚異的な得点スタッツをご覧ください」と題した記事を掲載。次のように伝えた。
 
「タケ・クボは、シーズンを通して安定したパフォーマンスを維持しているソシエダの選手の一人だ。彼は隠していたゴール奪取の遺伝子を引き出した。彼はチームの直近3勝 (エスパニョール、エルチェ、ヘタフェ) でゴールを挙げており、さらに得点した6試合は全て勝利している」

 同紙は「しかし、最も驚くべき情報は、タケ・クボがソシエダでのリーグ戦25試合で、マジョルカ(63試合5ゴール)、ヘタフェ(18試合1ゴール)、ビジャレアル (13 試合0ゴール)を合わせた94試合と同じ6ゴールを決めているという点だ」と綴り、こう続けている。

「アシストでも同じことが起こる。ラ・レアルでは約4分の1の出場で5アシスト、他のチームでは計7アシストだ」

 改めて、ソシエダでの飛躍ぶりと勝負強さが分かるデータと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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