「非常に難しい試合になった」浦和のスコルジャ監督がスコアレスドローの名古屋戦を振り返る。負傷交代の酒井宏樹についても言及

2023年04月09日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「重傷でないことを祈る」

スコルジャ監督が選手のハードワークを称えた。写真:滝川敏之

[J1第7節]名古屋0-0浦和/4月9日/豊田スタジアム

 浦和レッズはJ1リーグ第7節で名古屋グランパスと敵地で対戦し、0-0で引き分けた。リーグ戦での連勝は4でストップし、勝点の上積みは1にとどまり、6位に後退した。

 試合後、マチェイ・スコルジャ監督は試合をこう総括した。

「私たちにとって、非常に難しい試合になった。勝点1を取るために、非常に大きなハードワークが必要になった」

 試合内容としては、前半はハイプレスの少なさを指摘。名古屋の攻撃陣が得意とする背後へのボールを注意したために警戒し過ぎたと振り返った。
 
 後半は、立ち上がりこそ良かったものの、60分以降は「少し混沌とした流れになってしまった」と分析。そのために、選手交代によって「秩序を保とうとした」と明かす。その結果、「非常に良い決定機を2つ作った」と手応えも口にした。

 また、自チームの選手たちは「全員がしっかりと戦い、ハードワークして、良い仕事をしてくれた。それぞれが全力を尽くしたと信じている」、名古屋については「非常に良いチームで、リスペクトできる」と称えた。

 攻撃面としての課題としては、ボール奪取後の攻撃の仕方を「次のテーマ。改善、成長の余地がまだあると思う」と語る。

 また、右サイドバックでスタメン出場し、68分に負傷交代した酒井宏樹については、痛めた箇所が「ハムストリングだと聞いている」としたうえで、詳細は分からないと説明。ACL決勝の2週間前ということもあり、「重傷でないことを祈る」と語った。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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