久保建英がリーガの日本人記録更新の今季6点目!古巣ヘタフェへの“恩返し弾”でソシエダを2-0勝利に導く!MOMにも選出

2023年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

2トップの一角でプレー

60分に今シーズン6点目を決めた久保。(C)Getty Images

 現地時間4月8日に開催されたラ・リーガの第28節で、久保建英が所属する4位のレアル・ソシエダが、14位のヘタフェとホームで対戦した。

 一昨シーズンの後半戦にレンタルでプレーした古巣との一戦で、久保は3試合連続のスタメン出場。4-3-1-2の2トップの一角に入る。

 序盤からヘタフェの激しい守備に苦しんだソシエダは、なかなかチャンスを作り出せない。

 右サイド寄りでプレーした久保も厳しいマークを受ける。それでも35分、右サイドから切れ込んで中央のメリーノへパス。スペイン代表MFがシュートを放つも、DFにブロックされる。
 
 44分には、敵陣ペナルティエリア内でオジャルサバルが倒されてPKを獲得。しかし、オジャルサバルのキックは敵GKソリアにキャッチされる。

 前半アディショナルタイム1分には、久保が右サイドで二度切り返し、ふわりとしたクロスを上げるも、アイエンがミートできない

 試合が動いたのはその直後だった。シルバの見事なスルーパスに反応したメンデスがシュート。ソリアがブロックしたボールを、オジャルサバルがヘッドで押し込む。PKを失敗した10番の名誉挽回の一撃で、ソシエダが先制する。

 さらに後半に入って60分、メリーノが左サイドから送り込んだグラウンダーのクロスを、久保が得意の左足で流し込み、貴重な追加点を奪取。2試合ぶりの今シーズンの6点目を挙げ、乾貴士(2017-18シーズン、当時エイバル)と並んでいたラ・リーガの日本人シーズン最多得点記録を更新した。

 この"恩返し弾"で余裕ができたこともあり、久保は66分に交代。その後もペースを握ったソシエアが2-0で2試合ぶりの勝利を挙げている。

 なお、久保はマン・オ・ザ・マッチに輝いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】クロスを冷静に流し込む!久保がヘタフェ戦で決めた恩返し弾

【動画】「無敵のコンビネーション」と現地絶賛!エルチェ戦でシルバのスルーパスから決めた久保の絶妙左足弾

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