「これが本来、持っている力」ついに清水が今季リーグ戦初勝利、秋葉新監督が喜びをかみしめる!「必ず最後に昇格してみんなで笑い合いたい」

2023年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ただ、まだひとつ勝っただけ」

清水を率いる秋葉新監督。写真:鈴木颯太朗

 清水エスパルス4月8日、J2第8節で東京ヴェルディと対戦し、2-1の逆転勝利。開幕8試合目で待望の今季初勝利を飾った。

 清水は開始6分に失点も、前半終了間際の45+2分に北爪健吾のゴールで同点に追いつく。後半はチャンスを決めきれない時間が続いたが、終了間際の90分に左CKからオ・セフンが今季初弾となる劇的な決勝ゴールを挙げ、試合はこのまま終了した。

 秋葉忠宏監督の新体制、公式戦2試合目でついに手にした今季初勝利。指揮官はフラッシュインタビューで、次のように試合を振り返った。

「これが清水エスパルスの本来、持っている力ですから、なかなか流れが悪かった分、簡単には勝たせてくれなかったですけど、この一体感、スタジアムの空気感、このエスパルスファミリー、サポーターが最後の最後まで我々の背中を押してくれる、ともに戦ってくれるからこそ、こういう劇的なゴールになっています。ただ、まだひとつ勝っただけですし、次、水曜日にまたここホーム、アイスタでできますので、しっかりと回復させて、連勝できるようにしっかりやりたいと思います」
 
 試合後にはスタンドのサポーターと、ピッチの選手らが向かい合って肩を組み、ステップを踏みながら歌う"勝ちロコ"で勝利を喜び合った。秋葉監督は、「僕だけじゃなくて、権ちゃん(権田修一)が引っ張ってくれて、全員で勝ちロコをやった、ここからひとつになって全員でJ1に昇格するんだという、この一体感、絆みたいなもの、これを大事にしながら残りのゲームを最後の最後まで戦って、必ず最後、昇格してみんなで笑い合いたい」と語った。

 次節は12日に再びホームでベガルタ仙台と対戦。最後に秋葉監督は「またホームでできる。こんなに心強く、アドバンテージなことはないので、また是非みなさん、水曜日ですけどたくさんの方に来ていただいて、また勝てるようにしっかり良い準備をしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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