Jリーグは４月８日、J２第８節の10試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルス対東京ヴェルディが行なわれ、２－１で清水が逆転勝利を収めた。

　先手を取ったのはアウェーの東京V。６分、右CKのショートコーナーから、宮原和也がクロスを供給する。これがゴール前で混戦となり、こぼれ球に反応した林尚輝が強烈な右足のシュートをゴール左上の隅に突き刺し、幸先よくゴールを挙げる。

　ホームチームも反撃。前半終了間際の45＋２分、今季初先発となった乾貴士の縦パスをペナルティエリア手前中央で受けた中山克広が、右前方に短いスルーパスを供給。これに反応した北爪健吾が、倒れながらも右足のシュートを決めて同点に追いつく。
 

　後半も激しい攻防戦が繰り広げられた。ともにインテンシティの高いサッカーを展開するなか、清水は90分、オ・セフン今季初ゴールとなる値千金の同点弾を挙げ、試合はこのまま終了した。

　この結果、清水は開幕８試合目にして今季初勝利。秋葉忠宏新監督体制となって公式戦２試合目で嬉しい白星を手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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