現地土曜日、プレミアリーグ第30節で対峙するのが、５位トッテナム・ホットスパーと６位ブライトンの両雄だ。勝点差は４あるが、トッテナムはブライトンより消化が２試合多い。ともにチャンピオンズリーグ出場権を得る４位以内を目ざしており、勝利必須の直接対決となる。

　韓国メディアは今週に入ってからたびたび、同カードで実現する日韓エース対決に熱視線を向けてきた。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンと、ブライトンの日本代表MF三笘薫のふたりにほかならない。今シーズンに一躍ブレイクした三笘が結果を叩き出すごとに同国メディアは"比較論"を展開してきたが、直接対決を前にニュースメディア『デイリーアン』は「日韓のエースがプレミアでプライド対決」と題し、次のように論調を展開している。

「土曜日にトッテナムの本拠地で行なわれるミニ日韓戦が熱い！代表でもプレミアでも実績ではソン・フンミンが三笘を圧倒しているが、こと今シーズンの成績で言えば、ソンが６得点・４アシストなのに対して三笘が７得点・５アシストと少しだけ日本人が上回っている。三笘のインパクトは大きく、いまやブライトンの躍進を支える牽引車だ。３月の代表戦でもハイパフォーマンスを披露しており、好調のなかでトッテナム戦を迎える」
 

　そのうえで同メディアは「あと１点でプレミア通算100ゴールとなるソンにとっては、比較されること自体がプライドを傷つけられるものだろう」と記し、「まだ今シーズンの成績は僅差で負けているが、今回の対戦を通じてアジア最高のストライカーが誰であるかを明確に示す必要がある」と発破をかけた。

　はたして注目ゲームの軍配がどちらに上がるのか。ブライトンはこの一戦に勝利すれば、一気にトップ４入りへの期待が膨らむ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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