ランパードの監督就任で戦々恐々? 立場が危うくなるチェルシー4選手を英紙が予測!「最もうれしくない」と指摘したのは…

2023年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝ち組」に選ばれたのは…

一時的にチェルシーの監督に復帰したランパード。(C)Getty Images

 監督が代われば、戦い方は変わる。選手たちの立場にも変化が生じるということだ。

 チェルシーは4月6日、フランク・ランパードがシーズン終了までの監督に就任したことを発表した。グレアム・ポッター政権での不振を受け、レジェンドOBに今季末までの指揮を託したかたちだ。

 英紙『Daily Mail』は同日、ランパードの監督就任を受け、「勝者」になる選手と「敗者」になる選手を選出した。指揮官交代で前途が明るくなる選手と、その逆の選手ということだ。

「勝ち組」に選ばれたのは、メイソン・マウント、ベン・チルウェル、エドゥアール・メンディ、ハキム・ジイェフ、クリスティアン・プリシック、ピエール=エメリク・オーバメヤン、コナー・ギャラガー、ルベン・ロフタス=チークとなっている。
 
 一方、「負け組」となったのは、マルク・ククレジャ、ケパ・アリサバラガ、ジョアン・フェリックス、そしてカリドゥ・クリバリだ。

 ポッター政権で苦しみ、今季限りでの退団も報じられてきたマウントだが、ランパードはダービーにレンタル移籍していたころからの恩師だ。去就問題は別にして、出場機会は増えると見られる。

 チルウェルもランパードが以前チェルシーで指揮を執った際、半シーズンにわたって出場機会を手にしていた選手だ。Daily Mail紙は、ランパードが4バックを採用することから、ククレジャとの左SBのポジション争いで有利と報じた。

 ランパードが前回チェルシーを率いた際、ケパをレギュラーから外したのは周知のとおりだ。Daily Mail紙は、指揮官復帰で「最もうれしくない」選手がケパだろうと指摘している。メンディはそのケパに代わる守護神としてランパード体制でチェルシー入りした選手だ。

 そのほか、ポッター体制で苦しんだジイェフ、プリシック、オーバメヤンも、出場機会増加のチャンスとなるかもしれない。また、Daily Mail紙は、アカデミー出身のギャラガーやロフタス=チークにとっても、チェルシーのレジェンドであるランパードの就任はポジティブ要素と見ているようだ。

 フェリックスやクリバリは初めてランパードの下でプレーするかたちだが、Daily Mail紙は、前述の「勝ち組」たちが出場機会を増やした場合、立場が危うくなる可能性を指摘した。

 今季いっぱいという限られた時間で、ランパードはチェルシーをどう立て直すのか。そしてその中で、どの選手が指揮官に重視されるのか、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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