「常に後ろにいて、嫌だった」内田篤人が危機感を感じた“ライバル”とは? 本人は「ザックさん、全然使う気なかったですけど…」

2023年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「『ザック、使うんか』て思いながら」

日本代表時代のライバルについて語った内田篤人。(C)DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、日本代表時代のライバルについて言及した。

 最新回では、ともに日本代表に右SBとしてポジションを争った時期もあった酒井宏樹(浦和レッズ)がゲスト出演。その酒井について、「ライバルの存在っていいよね」と話しつつも、「ザック(アルベルト・ザッケローニ監督)の時は、常に宏樹が後ろにいたから、嫌だったよー。いいよねって言ってるけど、嫌だったよ、俺は」と本音を明かした。

「なんかミスしたら、宏樹がアップしてて、『ザック、使うんか』て思いながら」
 
 これを聞いた酒井が「ザックさん、全然使う気なかったですけど。(内田氏が)あんな足引きずって、(ブラジル・)ワールドカップに出てるんすよ」と笑いながら返すと、内田氏は当時の心境をこう語っている。

「ベルギー遠征とか良かったじゃん。宏樹がアシストして。『来るな』って常に思ってた。(主に左SBの控えだった酒井)高徳も右もできるから、『ダブル酒井頑張るなぁ』と思ってた」

 常にひょうひょうとプレーしている印象が強かった内田氏も、後輩の突き上げに危機感を感じていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】元日本代表SBの技術の高さを力説する内田篤人

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