「条件がそろえば、レオは戻る」バルサ、復帰に向けメッシとの接触を認める!盟友シャビ監督は「彼が家に戻るのを見たい」

2023年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「幸せな物語の完璧なエンディングとなるだろう」

バルサとの接触が判したメッシ。(C)Getty Images

 スポーツ界の歴史に残るアスリートだけに、最後に家で舞う姿を望む声があるのは当然だろう。

 パリ・サンジェルマンのリオネル・メッシは、以前から今季終了後の古巣バルセロナへの復帰が注目されている。バルサの幹部は、メッシ側とコンタクトをとっていることを認めた。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、バルセロナのラファエル・ジュステ副会長は、メッシの復帰について「スポーツ面、社会的・経済的に彼が代表することから、もちろん戻ってきてほしい」と話している。

「コンタクトを取っているのはイエスだ。美しい物語はハッピーエンドであるべきだ。そして両者の間に互いへの愛がある」

「パリSGの選手だから、彼のことを話したくはない。だが、すべての条件が合えば、その可能性に我々は前向きだ。会長はレオの父親と良い関係にある」

 同副会長は「もちろん、攻撃する計画はない。パリSGにはそう見てほしくない。実現するなら、それは運命がしかるべきところに戻すからだ」と続けた。

「すべての条件がそろえば、レオはバルセロナに戻る。そうなれば、とても幸せな物語の完璧なエンディングとなるだろう」
 
 また、シャビ監督は「何よりレオの考え、復帰を望むかどうか次第だ」と述べている。

「たくさんの条件がそろわなければならない。彼はすべてに勝利してきた。幸せかどうかだろう。彼が復帰を望み、それが彼の考えなら、我々は話す。我々は友人でよく話すが、このことを話すタイミングではない。レオのためにも、クラブやチームのためにもね。対処していることではあるが、そこから(実際に復帰するかは)大きな差がある」

 ただ、シャビが復帰を望んでいるのはもちろんだ。指揮官は「彼が家に戻るのを見たい。真っ先に史上最高の選手の復帰を望んでいる」と続けた。

「そしてマイケル・ジョーダンのような『ラストダンス』にファンが興奮するのは当然だ」

 一方、パリSGのクリストフ・ガルティエ監督は、「メッシとクラブが以前から交渉しているのは知っているが、今後レオがどうするかは私が話すことではない」と話すにとどまっている。

「メッシの将来に関して決めるのは、私ではなくクラブだ」

 ワールドカップ制覇という悲願も成就させ、キャリア最後の過ごし方が注目されるメッシ。その決断が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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