「セットで6.5点」闘莉王が鎌田と守田のWボランチを高評価!遠藤は酷評「最近の中で一番良くなかった」

2023年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「安定したビルドアップができると、どんどん前に行ける」

闘莉王氏は、守田(左)と鎌田(右)のコンビを高く評価した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。キリンチャレンジカップでコロンビア代表に1-2で敗れた日本代表の、ボランチについて語った。

 闘莉王氏は、コロンビア戦の出場メンバーを10点満点方式で採点。ダブルボランチでスタメン出場した守田英正と鎌田大地を「素晴らしかった」「セットで6.5点」と高く評価した。

 まず、守田を「ウルグアイ戦と比べると、調子が上がってきた。パス出すところのチョイス、ボールのもらい方も素晴らしかった。イージーミスも少なかった」と称賛。「守備面が遠藤航と比較して劣る」という意見もある鎌田については、「危ないと分かった時に、ちゃんと守備をしている」と擁護した。
 
 さらに、2人の攻撃面での利点を、「コロンビアの猛烈なプレッシャーがあっても、2人がいるだけで、ビルドアップをスムーズにこなせる」と語る。3分に守田が三笘薫の得点をアシストしたように、「安定したビルドアップができると、ダブルボランチがどんどん前に行ける」と解説した。

 一方、ハーフタイムで鎌田に代わって投入された遠藤は「3.5点」と厳しい評価に。まず、プレースタイルについて「後ろ重視になるので。『カウンター食らったらどうしよう』となってしまうので、アシストまで行けないかもしれない」と指摘する。

 そして、「最近の試合のなかで一番良くなかった」「ボール奪取に行った時に、ポジションが悪いから、奪えない。(保持したボールの)さばきの方も良くない」とバッサリ。「ボールを取りにいったら、取らないとダメ」と、手厳しかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】闘莉王が鎌田と守田Wボランチの利点を解説

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