Jリーグは３月31日、三協フロンテア柏スタジアムでJ１第６節の柏レイソル対浦和レッズを開催。後者が３－０で勝利した。

　前半、優勢に試合を進めたのは浦和。開始直後の１分に小泉佳穂がゴールポスト直撃のミドルシュートを放つと、22分には岩尾憲の右CKの流れから酒井宏樹が頭で合わせる。さらに39分には、小泉の縦パスを受けた興梠慎三がつないで関根貴大が右足を振ったが、いずれもゴールを割れなかった。

　そのなかで、先制点が生まれたのは44分。浦和は、マリウス・ホイブラーテンのロングボールを明本考浩が頭で落とすと、ボールを収めた関根が折り返す。これに反応した興梠が、巧みなフェイントから左足を振ってゴールをゲット。前半は１－０、浦和リードで折り返しとなった。
 

　追いつきたい柏は、69分にFWの細谷真大、MFの山田康太を投入。71分にはマテウス・サヴィオがドリブルからミドルシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。

　浦和は75分にリードを広げる。大久保智明の縦パスが柏のDFに当たったボールに、途中交代で今季初出場のアレックス・シャルクが反応。右足を振ってゴールに突き刺した。さらに、82分にはシャルクのクロスに反応した明本が、アクロバティックな左足ボレーを決めてチーム３点目を挙げた。

　その後も柏の反撃をシャットアウトした浦和が３－０で完勝。４連勝を飾り、暫定で２位に浮上した。一方、敗れた柏は４連敗。６試合を終え、２分４敗といまだ未勝利だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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