インドネシア開催が中止となったU-20ワールドカップの新たな開催地として、アルゼンチンが浮上した。ESPNアルゼンチン版が伝えている。

　同メディアによれば、FIFA（国際サッカー連盟）のジャンニ・インファンティーノ会長が、CONMEBOL（南米サッカー連盟）理事会に出席し、大会について「ワールドカップはインドネシアで開催されるべきだったが、残念ながら開催できないと判断せざるを得なかった」と述べたという。

　続けて、「アルゼンチンの招致を受けた。AFA（アルゼンチンサッカー連盟）のチキ・タピア会長、観光・スポーツ省、経済省から、必要な保証を与えるという手紙をもらっている。もちろん、世界チャンピオンの招致は非常に強力なものだ」と明かした。
 

　FIFA会長は「今後、数日以内にAFAの要請はFIFAに伝えられ、決定されるだろう」とコメント。アルゼンチンのマティアス・ランメンス観光大臣は、「U-20ワールドカップは、ウルグアイ、パラグアイ、チリとともに、2030年のワールドカップ招致を強化するための先行事例となるフェスティバルになる」と語った。

　冨樫剛一監督が率いるU-20日本代表は、先のU-20アジアカップで４強入り。上位４か国に与えられるU-20ワールドカップ出場権を手にしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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