世界で最もカードが少ないリーグは? なんとJ2とJ1がワンツーフィニッシュ!最多は…

2023年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ワースト10のうち7つが南米のリーグ

FIFAの関連機関が各国リーグのカード枚数を調査した。(C)Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』が3月28日、過去約3年にわたるカード数のランキングを発表した。

 対象となったのは世界76リーグにおける2020年1月から2023年3月20日の試合。もちろん試合数にはバラつきがあるが、1試合平均で主審が提示したカードの枚数に基づいてランキングが算出されている。

 興味深いのは、このデータによると、日本は最もカードの出ないリーグであるということだ。

 76リーグで最もカード枚数が少なかったのはJ2。イエローカードが平均1.94枚、レッドカードが平均0.05枚で、合計では平均1.99枚と2枚を下回っている。

 そしてJ2に続いて少ないのが、J1だ。イエローカードが平均2.09枚、レッドカードが平均0.1枚で、合計では平均2.19枚となっている。J2よりは0.2枚多いが、続くエールディビジよりも0.9枚少ない。エールディビジはイエローカードが2.09枚、レッドカードが0.16枚の合計3.09枚だ。
 

 逆にカードが頻繁に出されているのはどこのリーグだろうか。CIESによれば、ボリビア1部で7.01枚。イエローカードが6.46枚、レッドカードが0.55枚となっている。

 その後はウルグアイ1部(6.04枚と0.44枚で6.48枚)、ベネズエラ1部(6.01枚と0.42枚で6.43枚)、エクアドル1部(5.70枚と0.48枚で6.18枚)と南米勢が続いた。上位10リーグのうち7つが南米のリーグだ。

なお、欧州5大リーグでは、プレミアリーグが3.49枚(3.37枚と0.12枚)、ブンデスリーガが3.95枚(3.83枚と0.12枚)、リーグ・アンが4.18枚(3.89枚と0.29枚)、セリエAが4.95枚(4.71枚と0.24枚)、ラ・リーガが5.36枚(5.08枚と0.28枚)となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「退場もありえない、カードもありえない」槙野智章が疑問を呈した鳥栖MFの退場シーン

【PHOTO】ヨドコウスタジアムを華やかに彩るセレッソガールを特集!

次ページ【動画】「退場もありえない、カードもありえない」槙野智章が疑問を呈した鳥栖MFの退場シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事