Jリーグは３月30日、オフィシャルブロードキャスティングパートナーであるDAZNとの共同記者会見を実施。2023年から2033年シーズンまでの契約延長を発表した。
 
　新契約では、2024年からDAZNでの放映はJ１、J２リーグのみになり、J３の放送は廃止に変更となった（2023年のJ３リーグは引き続きDAZNで全試合放映）。

　会見で野々村芳和チェアマンは、「来季、J３が全試合観られる環境を整えるのは、100パーセント保証します」と明言。そのうえで、DAZN でJ３放映を止めた理由を以下のように説明した。
 

「J３はとくに地域のクラブが多い。これからもっとサッカーファンを増やしていかないといけないなかで、今のままのスタイルでやるよりは、全試合が観られるプラットフォームを用意したうえで、地域での地上波など中継をより、やりやすくするために今回の契約にしたほうがサッカー界のために僕はなると思ったのでこういう着地になりました」

　また、Jリーグが独自の配信プラットフォームを開設するのかどうかについては、「まだ明確には決まっていない」としつつ、「Jリーグとしても、自分たちでできるのかも含めて、人とお金も使いながら、より多くの人に地域の試合を届けられるようにトライしていきたい」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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