［キリンチャレンジカップ］日本 １−２ コロンビア／３月28日／ヨドコウ桜スタジアム

　キリンチャレンジカップのコロンビア戦、１－２で迎えた78分に守田英正との交代で途中出場した浅野拓磨が遠藤航にメモを渡した。遠藤を中心に何人かの選手でメモの中身を共有していたが、ほどなくして板倉滉が森保一監督に駆け寄った。

「どういう立ち位置で行くのか、もう一回、細かく聞きに行きました」
 

　その後、日本は４－４－２のフォーメーションで、中盤をダイヤモンドの形にシステム変更。同点に追いつけなかったものの、試合終盤のゲーム内容としては敵陣に押し込めていた。板倉も手応えを口にする。

「押し込んだ状況を作れて、チャンスも作れていたので、どうにか１点を取りたかったですね。セカンドボールの対応も悪くなかった」

　コロンビア戦の短い時間で披露されたシステムは今後、どのようにして活用されていくのか。戦い方の選択肢を増やすためには、必要だったチャレンジはできたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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