【G大阪】“逆転優勝”に向けて遠藤が描く青写真とは?

2015年12月02日 サッカーダイジェスト編集部

「後ろが慌てず、90分間守れるかが非常に重要」

ホームで痛恨の逆転負けを喫したものの、「なにが起きるか分からない」と遠藤はまだ勝負を諦めていない。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 チャンピオンシップ決勝第1戦のG大阪対広島は12月2日、万博記念競技場で行なわれた。点の取り合いとなった白熱のゲームは、広島が3-2で勝利を収めた。
 
 手痛い逆転負けを喫したが、敵地で迎える第2戦に自信をのぞかせる遠藤保仁のコメントをお届けする。

【PHOTOギャラリー|G大阪 2-3 広島】
 
遠藤保仁(G大阪/MF)
 
「2点目を取られてからも、最悪、引き分けでもしょうがないかなと思いながらやっていた。意思統一は全員できていた。最後はだいぶバランスを崩して、中も数的不利で、少し落ち着いてゲームを終わらせられれば良かった」
 
――2点目を追いつかれたショックはありましたか?
 
「できれば2-1での勝ち切りを狙ってはいました。ショックというか、もう少し上手く守れなかったかなというのはあります」
 
――収穫はあったと思いますが?
 
「守備面に関しては、安定して守れていたと思います。サイドを使われても、中で上手く対応できていた。これを次の試合でも継続してできれば、チャンスは出てくる。今日も先に点を取れていて、次の試合でも先制できれば。そういう意味では、後ろが慌てず、90分間守れるかが非常に重要になってくる」
 
――第2戦をモノにして優勝するのも不可能ではない?
 
「なにが起きるか分からないですしね。失点をしないことが重要になってくる。普段どおりに試合に入って、そのなかで、相手に脅威を与えられるような攻撃ができれば、決して不可能ではないと思う。特に前半、良い形で行ければ逆転は可能かな、と」
 
――後ろからつないでくる広島に対し、前から迫力を持って奪いに行くのも重要になりますか?
 
「紙一重ですけどね。相手にかわされたらピンチになりますから。ただ、前から上手くハメこんで、相手のミスを誘うことができれば、レッズ戦でも、今日の1点目も、そういう形で点は取れているので。怖がらずに行くところは行って、引く時の判断もしっかりやっていきたい」
 
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