ロシアW杯のベルギー戦から進歩なし? 内田篤人が単調なCKに苦言「相手GKがノープレッシャーでキャッチしてる」

2023年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンからは「どうにかしてほしい。観てて萎える」

セットプレー改善を求めた内田氏。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 3月24日、日本代表はキリンチャレンジカップでウルグアイ代表と対戦。1-1のドローに終わり、第二次森保ジャパンの初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 日本は38分に先制を許した後、必死に反撃を目ざすも、南米の強豪の堅守に苦戦。75分に伊東純也のクロスを、同じく途中出場の西村拓真が押し込み、同点に追いつくのが精いっぱいで、思うように攻撃ができず。

 また、試合の流れとは関係のないセットプレーも効果的に機能させられなかった。63分にCKを獲得しながら、シンプルにクロスを上げると、難なく相手GKにキャッチされたシーンでは、解説を務めていた日本代表OBの内田篤人氏が思わず苦言を呈した。
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 2018年のロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、ベルギー相手に同様にCKから簡単にGKにキャッチされ、カウンターを食らった結果、痛恨の決勝点を許した場面を引き合いに出し、こう訴えたのだ。

「ちょっと細かいんですけど、さっきのコーナーキックも相手のゴールキーパーがノープレッシャーでキャッチしてますから。それってロシアでベルギーにカウンターでやられた時、あれもゴールキーパー(の前)に1人立っておけばキャッチされなかったんじゃないかと思ってしまう」

 SNS上ではファンから「内田さん、ホンマにそう。ロシアW杯のベルギー戦はホンマにめっちゃそう思う」「CKで毎回キーパーにキャッチされるのどうにかしてほしい。観てて萎える」といった声が上がっている。ロストフの悲劇から5年、改善が見られないようではあまりに悲しい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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