“ポスト・モドリッチ&クロース”の有力候補?マドリーがスペイン期待の20歳MFに照準か

2023年03月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

契約解除金は4000万ユーロと報道

今シーズンのラ・リーガで9得点と躍動するベイガ。(C)Getty Images

 ベリンガム獲得失敗の"プランB"だろうか。

 スペイン紙『アス』は、レアル・マドリーが23年夏の移籍市場で、セルタに所属するガブリ・ベイガの獲得を狙っていると報じた。ベイガは20歳のスペイン人MFで、今シーズンのラ・リーガで特大のサプライズを起こしている若手のひとりだ。

 主にセントラルMFやトップ下でプレーし、ここまでリーグ戦25試合・9得点を挙げるなど、高い得点力を発揮。3月17日に発表された最新のスペイン代表メンバーには選ばれなかったものの、今後の代表入りが期待されている逸材だ。
 

 R・マドリーでは、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、ダニ・セバジョスという中盤の3選手が、今シーズン限りで現行契約が満了する。それぞれ契約延長の可能性もあるが、現時点では新契約の締結には至っていないため、中盤の補強が急務となっている。
 

 現状、R・マドリー最大のターゲットとされているのは、ドルトムントに所属するイングランド代表MFのジュード・ベリンガムだ。昨年のカタールW杯でイングランド代表を牽引した19歳は年齢、実力ともに補強ポイントに合致する。しかし、マンチェスター・シティやリバプールなど、潤沢な資金を有するクラブもベリンガムの獲得を狙っていて、マネーゲームになれば勝ち目がないとみられている。

 一方、ベイガの契約解除金は4000万ユーロと報じられていて、比較的安価な移籍金で獲得が可能だ。記事では、アーセナルやマンチェスター・C、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルといったプレミア勢も、ベイガに興味を示しているとも触れているが、果たして――。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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