久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地３月19日に開催されたラ・リーガ第26節で、エルチェとホームで対戦。２－０で勝利を飾った。

　４－３－１－２の２トップの一角で公式戦３試合ぶりにスタメン出場を果たした久保は、２試合ベンチスタートだった鬱憤を晴らすかのように躍動。前半で５本のシュートを放つなど、決定機を作り出す。

　迎えた48分、その前半から何度もお膳立てをしてくれていたダビド・シルバが出したスルーパスに反応して裏抜けすると、左足で正確なシュートを流し込み、先制点を奪取。これが結果的に決勝点となった。

【動画】シルバが圧巻の切り返しから最高のお膳立て→久保が決定機を外したシーン

　スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版は、その久保に対し、シルバの「９点」に次ぐチームに２位タイの「８点」を付与。寸評にはこう綴っている。

「シュートの狙いを定めるのが難しかったが、シルバとの連係は無敵だ。どちらも後半開始直後に日本人選手が決めたゴールの主役だった」

　３試合ぶりのスタメンで、21歳が特別な輝きを放った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「無敵のコンビネーション」と現地絶賛！シルバのスルーパスから決めた久保の絶妙左足弾