先発復帰の久保建英、悔しさ晴らす絶妙弾が決勝点!キャリアハイの今季5点目でソシエダを7試合ぶりの勝利に導く

2023年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

2トップの一角で3試合ぶりのスタメン

エルチェ戦で今季5点目を決めた久保。(C)Getty Images

 現地3月19日に開催されたラ・リーガ第26節で、久保建英が所属する4位のレアル・ソシエダが最下位に沈むエルチェと対戦した。

 ラ・リーガ前節の古巣マジョルカ戦(1-1)、続くヨーロッパリーグ・ラウンド16 第2レグのローマ戦(0-0、2戦合計0-2で敗退)でまさかの2戦連続ベンチスタートとなった久保が、公式戦3試合ぶりにスタメンに復帰。4-3-1-2の2トップの一角に入った。

 その久保は5分、見事な切り返しをしたシルバからペナルティエリア内でパスを受け、絶好機を迎えるも、左足のシュートを大きく外してしまう。さらに8分にも、シルバとのワンツーから左足で狙うも枠を捉えられない。
 
 25分には、2トップを組むセルロトにビッグチャンス。しかし、至近距離からのシュートはわずかにゴール右に外れる。33分にはカウンターから久保が持ち込んで右足で狙うもDFにブロックされる。
 
 その1分後には、敵陣でビルドアップをカットした久保が、セルロトにラストパスを送るも、GKに阻まれる。38分、39分にもシュートチャンスがあった久保は44分、左サイドから鋭いクロスを送り込むも、セルロトには合わない。

 前半に5本のシュートを決めきれなかった久保は48分、シルバが出した絶妙のスルーパスに反応。左サイドから抜け出ると、得意の左足で正確なシュートをファーサイドに流し込んでみせた。

 日本代表MFはこの先制ゴールが、今シーズン5点目。マジョルカでプレーした2019-20シーズンの4得点を超えるキャリアハイを更新した。

 その久保は78分に交代するまで、攻守に躍動。2試合連続スタメン落ちの悔しさを晴らす活躍を披露した。

 90分にもバレネチュアのゴールで1点を追加したソシエダが、2-0で勝利。公式戦7試合ぶりの凱歌を上げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】キャリアハイ更新の今季5点目!シルバのスルーパスから決めた久保の絶妙弾

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