【J2・J3入れ替え戦】町田が鈴木孝の2得点で先勝! 大分はアウェーゴール奪うも退場者2名を出し窮地に…

2015年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

果敢に攻め続けた町田が大分をスコア以上に圧倒。

鈴木孝が前半終了間際に左足で同点弾をねじ込む。エースの2得点で町田が逆転勝ちを収めた。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 JリーグのJ2・J3入れ替え戦は11月29日、J2・21位の大分とJ3・2位の町田との間で第1戦が行なわれ、2-1で町田が先勝した。
 
 第1戦をホームの町田市立陸上競技場で迎えた町田は、立ち上がりから積極的な姿勢を見せる。戸島のポスト直撃のヘディングシュートなどで大分ゴールに襲い掛かる。だが、先制したのは大分だった。22分、セットプレーのチャンスに松本昌のフィードをダニエルが頭で押し込んだ。
 
 しかし、町田は前半終了間際にFWの鈴木孝が左足のボレーで同点ゴールを決め、1-1で前半を折り返した。
 
 後半に入るとホームで逆転を狙う町田が一気に攻勢を仕掛ける。中盤でのアグレッシブなプレスからボールを奪うと、鋭いショートカウンターでゴールを狙う。
 
 そして72分、ついに町田が勝ち越す。中盤でのボールカットから前線の鈴木孝にボールが渡ると、追い越した重松にスイッチ。重松が中央に折り返すと、これを再びゴール前に顔を出した鈴木孝がスライディングシュートで押し込んだ。
 
 その後も町田は追加点を狙って積極的に攻め続けたが、ゴールは生まれず。結局2-1で町田が第1戦を制した。
 
 第2戦は12月6日(12時30分開始)に大分の本拠地、大分銀行ドームで開催される。敗れた大分は貴重なアウェーゴールを奪ったものの、DFの若狭と鈴木義が退場となり第2戦は出場停止に。J2残留へ窮地に追い込まれた。
 
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