「日本人の守田は中盤で非常に重要」ポルトガル紙記者がELでスポルティングと対戦のユベントスに警鐘! 

2023年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アーセナルを倒して勝ち上がったのは大きなモチベーション」

スポルティングの中盤で不可欠な存在となっている守田。(C)Getty Images

 3月17日にヨーロッパリーグ準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、守田英正が所属するスポルティングは、イタリアの名門ユベントスと対戦することが決まった。

 これを受け、ユベントス専門サイト『TuttoJuve.com』は同日、ポルトガル紙『Record』のアンドレ・モンテロ記者にインタビュー。ポルトガル目線のユベントスとの対戦について尋ねている。

 同記者は「ユベントスは世界のどのチームにとっても強く尊敬される相手であり、それはスポルティングにとっても同じだ。今のユベントスが、チャンピオンズリーグのグループステージでベンフィカに敗退させられたときより好調なのは誰もが知っている」と述べた。

「だが、2試合でスポルティングが競えないということでないのは確かだ。個のクオリティがあり、集団としても非常に興味深いメカニズムがある。アーセナルを倒して勝ち上がったことは大きなモチベーションとなるはずだ」
 
 一方で、スポルティングの強みを問われると、モンテロ記者は「このレベルで強いチームだ」と話している。

「守備ではウスマン・ディオマンデやゴンサロ・イナシオのような若いセンターバックがいる。それぞれとても優れた選手たちだ。イェレミアー・セント・ユステや、ベテランのセバスティアン・コアテスもね。日本人のモリタは、中盤の振り子として非常に重要だ。だが、中盤の軸はマヌエル・ウガルテだね。インテンシティーがあり、強くてインテリジェントだ。非常に優れた選手だよ」

「それからペドロ・ゴンサウベス。ロンドンで素晴らしいゴールを決めた。見事なフィニッシャーだ。マーカス・エドワーズはとても速いし、フランシスコ・トリンカンの発想力。常に危険で特徴が大きく異なるパウリーニョとユセフ・シェルミティ。とても堅実で、国際経験は少し足りないが、競争力のあるチームだ」

 最後に、モンテロ記者は予想を聞かれると、「欧州でのステータスや個のクオリティから、ユベントスが有利だと思う」と答えた。

「だが、この2試合は最初から決まっているわけではない。それを間違えてはいけないよ」

 ユベントスとスポルティングの対戦は、第1レグが4月13日にトリノ、第2レグが同20日にリスボンで行われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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