まさかの終盤投入…なぜ久保建英は19分しか与えられなかったのか。ソシエダ指揮官の見解は?

2023年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

2試合合計0-2で敗退

久保ら交代が遅れた理由をアルグアシル監督(右)が説明した。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間3月16日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第2レグで、久保建英が所属するレアル・ソシエダはイタリアの名門ローマとホームで対戦。第1レグを0-2で落としていたなか、スコアレスドローに終わり、2試合合計0-2で敗れた。

 ここまで攻撃の中心選手のひとりだった久保は、12日のマジョルカ戦に続いてまさかのベンチスタート。チームがゴールを奪えないにもかかわらず、なかなか出番が訪れず、投入されたのは71分だった。
 
 スペインメディア『noti merica』によれば、イマノル・アルグアシル監督はゲーム後、「素晴らしい試合だったと思う。相手はとてもタフだったが、我々はレベルの高さは見せられた」とコメント。交代カードを切るのが遅くなった理由については、こう説明している。

「我々がうまくプレーしていると思っていたので、修正を加えなかった」

 たしかに、守備を固めるローマを押し込んではいたが、決定力とともにファイナルサードでのアイデアがやや欠けていたのも事実。だからこそ、個での打開力にも周囲との連係にも長けた14番の早期投入が必要だったのではないか。わずか19分で、できることは限られていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「めっちゃ悔しいんやろな」ファンが注目したローマ戦後の久保の様子

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