「とても、とても良い選手」約2か月ぶり出場の小林友希にポステコグルー監督が賛辞!「ボールを持っても非常に冷静」

2023年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼のクオリティは見てのとおりだ」

ハーツ戦で久々にピッチに立った小林。(C)Getty Images

 チームメイトの負傷というアクシデントで、約2か月ぶりの出場となった。今はこういった機会を生かし、実績を積んでいくことが大切だろう。

 セルティックの小林友希は3月11日、スコティッシュカップ準々決勝のハーツ戦で後半から途中出場した。カール・スタルフェルトが負傷によりハーフタイムでプレーを終えたからだ。

 冬のマーケットで加入した小林は、1月18日のセント・ミレンとのリーグ戦でデビュー。続くスコティッシュカップのモートン戦でも2試合連続フル出場を果たしたが、以降はベンチを温めていた。

 専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、試合後にアンジェ・ポステコグルー監督は、スタルフェルトが重傷ではないとの見解を示した。一方で、小林については「ユウキがある程度の時間出られたのは良かった」と賛辞を寄せている。

「彼のクオリティは見てのとおりだ。それに繰り返すが、彼はまだ若い。出たときはうまくやってきたと思う。とても、とても良い選手だ。ボールを持っても非常に冷静なのが分かるだろう。左センターバックがいるのはとても貴重だ」
 
 指揮官は「彼はまだ22歳だ。ディフェンダーとしてまだ学ぶことはたくさんある」と続けた。

「だが、毎日彼はハードワークしているよ。幸いにも我々にはジョン・ケネディ(コーチ)がいる。彼と毎日たくさん仕事し、機会に備えているんだ。今からシーズンが終わるまで、大きく貢献できる選手と考えているひとりなのは間違いない」

 昨季途中に加入した前田大然と旗手怜央は、早々にチーム内で居場所を手にした。それと比べると、小林や同じく冬に加入した岩田智輝は、あまり出場機会を得られていないのが現状だ。だが、シーズン半ばの移籍は本来難しいものであり、時間が必要となるのも珍しくない。

 ポステコグルー監督が期待するように、シーズン終了までに小林や岩田がセルティックへの貢献度を増していくのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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