「彼がすべての役割を担っていた」日本人トリオが先発のシュツットガルト、地元紙は遠藤航を称賛!同点弾アシストの原口元気は「ボールの配給は良かったが…」

2023年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

フル出場の伊藤には及第点

地元紙に「ピッチの中でベストの1人だった」と賞賛された遠藤(左)。(C)Getty Images

 現地時間3月11日に開催されたブンデスリーガ第24節で、シュツットガルトはアウェーでフランクフルトと対戦した。
【動画】フランクフルト戦で貴重な同点弾を演出!原口元気の絶妙アシスト!

 シュツットガルトは遠藤航、伊藤洋輝、原口元気が揃って先発出場。一方のフランクフルトは、長谷部誠がスタメン出場、鎌田大地はベンチスタートとなった。

 試合は0-0で迎えた55分、フランクフルトのセバスティアン・ローデにゴールを許し、シュツットガルトがリードを奪われる展開となる。

 しかし、75分に遠藤からのボールを受けた原口がドリブルでゴールまでに持ち上がり、相手DFを引きつけてラストパス。これを収めた途中出場のシラス・カトンパ・ムブンパが冷静にゴール右隅に流し込んで、同点弾を奪取。1-1の引き分けに終わった。
 
  シュツットガルト地元紙『ZVW』は、センターバックでフル出場を果たした伊藤に「3点」(ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)の及第点を与え、「シュツットガルトの4バックの中で、最も気が利き、力強いヘディングを披露した。ディフェンスのベストマンだ」と寸評を添えた。

 同じくフル出場した遠藤は「2.5点」で、「中盤でいつも通り彼がすべての役割を担っていた。セットプレー、ヘディングの競り合い、リーダーシップ…この日本人選手には、数多くの仕事がある。それでも、いつも通りピッチの中でベストの1人だった」と称えている。

 貴重な同点弾をアシストした原口は、「3.5点」の止まり。「ボールの配給は良かったが、パスのスピードとキレに欠けていた。しかし、シラスの同点ゴールの場面では、良い準備をしていた」とやや辛口だった。

 降格プレーオフ圏内の16位に沈むシュツットガルトは、リーグ戦3試合勝ちなし。残り10試合で残留を決められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】カタールW杯のスタンドを華麗に彩る"美しきサポーターたち"を厳選!

【PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
 

次ページ【動画】フランクフルト戦で貴重な同点弾を演出!原口元気の絶妙アシスト! ※投稿の白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事