さすらいのアタッカー齋藤学が、オーストラリアで大きな一歩を踏み出した。

　2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれた32歳の元日本代表MFは、横浜F・マリノスの下部組織から2009年にトップ昇格。途中愛媛FCへのレンタル移籍を挟み、17年までトリコロールのユニホームを身にまといプレーした。

　以降、川崎フロンターレ、名古屋グランパスと渡り歩き、昨夏に韓国の水原三星へ移籍。初の海外挑戦では19試合・１ゴールという成績をマークした後、今年の１月にニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツに新天地を求めていた。

　加入時には「攻撃的なサッカーをするチームに加わることを楽しみにしている。成功をもたらすために最善を尽くす」と意気込みを伝えていたなか、待望の瞬間はデビューから４戦目で訪れた。
 

　３月４日に開催されたAリーグ第19節のウェリントン・フェニックス戦（１－２）で、初先発を果たした齋藤は、０－２で迎えた51分に右サイドからのクロスに鋭く反応。最後はGKと接触しながらも左足で正確に流し込み、新天地初ゴールを奪ったのだ。

　６日には自身のツイッターを更新。ゴール動画を添え、英語で次のようなメッセージを発信した。

「オーストラリアでの初ゴール。応援してくれている皆さんありがとう。次の試合は勝ちたい」

　横浜時代には抜群のドリブルセンスで"ハマのメッシ"として、一時代を築いた齋藤。異国でもその偉才ぶりを存分に発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】抜群のタイミングで呼び込み、利き足とは逆の左足でプッシュ！齋藤学のオーストラリア初ゴールをチェック

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！