現地時間３月４日に開催されたプレミアリーグ第26節で、８位のブライトンは、16位に沈むウェストハムとホームで対戦。４―０で大勝を収め、リーグ戦では３試合ぶりに白星を挙げた。

　三笘薫は主戦場の左サイドハーフに入り、公式戦12試合連続で先発。18分に巧みなトラップからペナルティエリア内に侵入し、先制点に繋がれるPKを獲得すれば、69分には勝利を大きく手繰り寄せるチームの３点目を奪ってみせた。

　パスカル・グロスのクロスにファーで反応し、絶妙なスライディングで流し込んだこの一発は、日本代表MFにとって１か月ぶりの今シーズン８点目で、リーグ戦では６点目。香川真司（当時マンチェスター・ユナイテッド、2012-13）と岡崎慎司（当時レスター、2017-18）が持つ、プレミアリーグでの日本人シーズン最多得点記録に並んだ。
【動画】ついに記録に並ぶ！三笘薫の鮮やかスライディング弾

　２ゴールに絡み、83分に交代となるまで豊富な運動量でピッチを駆け回った三笘を、現地メディアも大絶賛。『Sussex Live』は採点記事で高水準の「８点」を付け、寸評にはこう綴っている。

「右サイドバックのベン・ジョンソンとの戦いに圧勝した。彼のペースとドリブルはあまりにホットで、鋭い読みで上手くゴールも奪った」

　圧巻の３戦連発の後は、ややトーンダウンしていたなか、２月28日のストーク戦（１－０、FAカップ５回戦）での決勝アシストに続き、目に見える結果を残した三笘。ここから再び量産態勢に入り、早々に二桁得点をクリアしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「トラップやっば」「実質アシスト」三笘薫の"２人抜き"PK獲得シーンをチェック

【PHOTO】三笘の１ミリ、ブラボー、ボノ連続PKストップ…カタール・ワールドカップの名場面を厳選ショットで紹介！

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介！